ヨーグルトのポジショニング分析 第4回:ヨーグルトのポジショングループ

解説記事
     

健康や腸活、ダイエットなどで毎日食べている人も多いヨーグルト。スーパーやコンビニなどにはさまざまな商品が並んでいますが、それぞれの「違いをパッと一目で比較する」ために、ポジショニングマップを使った分析を行いました。

前回(第3回)は、ポジショニングマップの一例と大まかなマップの見方(表示項目)について紹介しました。今回(第4回)は、ヨーグルト6商品のポジショングループについて考察してみたいと思います。

ヨーグルトのポジショニング分析:記事一覧

第1回:分析概要について
第2回:ユーザーが重視している特長と効果
第3回:ポジショニングマップの例(1)と表示項目の説明
第4回:ヨーグルトのポジショングループについて ☜今回
第5回:ポジショニングマップの例(2)と考察

※ 出典:「ポジショニング分析レポート<ヨーグルト編>」2020年11月


1. ヨーグルトのポジショニングマップ例(再掲)

下図は、第3回で紹介したヨーグルトのポジショニングマップ例(1)に、各商品の位置付けをグループ分けしてオレンジの円点線で示したものです。各商品を示す円には、上から順にA〜F(黒字)を割り当てています。

詳しくはレポート本誌(有料)をご参照ください。ポジショニング分析レポート<ヨーグルト編>|調査実施:2020年11月、全51ページ

2. ヨーグルトのポジションググループについて

分析対象のヨーグルト6商品を、商品を利用する際に感じられる“メリット・効果感”等の種類で分類すると、A〜E(オレンジ色の文字)の5つのグループに分けることができます。

グループA:「健康効果」優位

健康に対する効果感が高く感じられている(もしく期待されている)もの。「商品A(薄いブルーの円)」がこのポジションに該当します。”免疫力アップ“、 ”風邪を予防する“などのコメントが突出して多く見られました。

グループB:「美味しさ」優位

“美味しい”というコメントが多いもの。「商品E(濃いブルーの円)」がこのポジションに該当します。ユーザーの約半数が“美味しい”とコメントしていました。

グループC:「習慣性」優位

“食べ慣れている”、“いつも食べている/買っている” などのコメントが多く挙げられているもの。「商品F(黄色い円)」がこのポジションに該当します。ユーザーの約半数が習慣性について言及していました。

グループD:「価格の安さ/手頃感」優位

“価格が安い”、“特売している”などの価格の安さや、“お手頃価格”などの手頃感が多くコメントされているもの。「商品D(黄緑色の円)」がこのポジションに該当します。ユーザーの約7割が安さ/手頃感を感じています。

グループE:バランス型

縦軸と横軸の交差点付近にある商品グループです。「健康効果」と「習慣性」、「価格の安さ/手頃感」と「美味しさ」に対する評価がいずれも同等レベルに評価されており、6商品全体の平均的な位置付けになっています。「商品B(オレンジ色の円)」と「商品C(グレーの円)」がこのポジションに該当します。

詳しくはレポート本誌(有料)をご参照ください。ポジショニング分析レポート<ヨーグルト編>|調査実施:2020年11月、全51ページ

3. まとめ

以上が、ヨーグルトのポジショニングマップ例に見られる5つのポジショングループです。同じヨーグルトでもそれぞれの特色があることが、視覚的につかめたのではないでしょうか?

これらの位置付けを参考にすることで、商品の宣伝方法や改良の方向性を探してみたり、あるいは、消費者の立場でお買い物のヒントを得たりすることができます。

第4回は以上になります。次回の第5回は、もう一つ別の視点で作成したポジショニングマップを紹介したいと思います。

記事内容を引用する場合は、出典(“日本ポジショニング・マップ研究所調べ”やURLなど)を記載いただきますようお願い申し上げます。


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